冷蔵庫に入らないカレー、ホットクックの保温で一晩越すのはアリなのか
作ったカレーを入れる冷蔵庫のスペースがない夜。ホットクックの保温を朝までつけっぱなしにしていいのかを、ウェルシュ菌が増える温度帯と電気代の面から整理しました。実際に一晩越して温め直したときの流れと、保温時間・解除後の扱いなど3つの注意点も書いています。
ホットクックでカレーを作ったはいいものの、冷蔵庫がパンパンで内鍋を入れるスペースがない。次の日の朝に食べたいだけなのに、どうするのが正解なのか。
結論から書くと、「保温のまま一晩置いて、朝に温め直して食べる」で問題なかった。実際にやってみたので、その理由と注意点をまとめておく。
常温放置が一番危ない
カレーの作り置きで怖いのはウェルシュ菌だ。この菌は加熱しても芽胞という形で生き残り、20〜50℃くらいの温度帯で一気に増殖する。つまり「火を止めて鍋のまま常温放置」は、菌にとって最高の環境を用意しているのと同じことになる。
一方、ホットクックの保温は65〜70℃前後を維持する。この温度帯ではウェルシュ菌は増殖できない。冷蔵庫に入れられないなら、中途半端に冷ますより保温を続けたほうが、食中毒対策としてはむしろ安全だ。
電気代はほとんど気にしなくていい
保温の消費電力はごく小さく、一晩つけっぱなしでも数円程度で収まる。
むしろ、熱々のカレーを無理やり冷蔵庫に押し込むほうがコストがかかる。庫内温度が上がって冷蔵庫が余計に働くし、周りの食材にも熱が伝わって傷みやすくなる。冷蔵庫に入れるなら本来は粗熱を取ってからだが、それを待つ間の常温放置がまた危ない。スペースがない状況なら、保温継続のほうがコスト面でもリスク面でも素直な選択になる。
実際にやってみた流れ
- 夜、カレーが完成したらそのまま保温を継続
- 朝起きたら温め直しボタンを押す
- かき混ぜながら加熱してくれるので、そのまま食べる
温め直し機能はまぜ技ユニットがかき混ぜながら加熱してくれるので、鍋底の焦げ付きや温度ムラの心配もない。一晩保温後の食べ方としては、これがベストな流れだと思う。
注意点は3つ
- 保温の上限時間を超えない。機種によるが、多くは12時間程度が上限。夜に作って翌朝食べるなら余裕で収まる
- 保温を解除したら早めに食べる。朝に解除してそのまま夕方まで常温放置すると、そこが一番危ない時間帯になる。解除後は朝〜昼のうちに食べきること
- 味は多少落ちる。長時間保温すると野菜が煮崩れたり水分が飛んだりする。気になる人は、じゃがいもを大きめに切っておくと崩れにくい
まとめ
冷蔵庫に入らないカレーは、ホットクックの保温で一晩越して朝に温め直せばいい。常温放置よりずっと安全で、電気代も数円。冷蔵庫にスペースがある日は、浅い容器に小分けして粗熱を早く取ってから冷蔵、という選択肢もある。状況に応じて使い分けたい。